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↑へへ…うへへ…。


更新しやすくなったぞー、と前回言ってた割にはまた一週間更新を空けてしまいました。ですがこれにはちょっとした理由が…それはまた後日、お話しようと思います。


今日はとりあえず、この有難い話題から…!

ついに!私の初連載作品!
「CRIMSONS ~紅き航海者たち~」が!
週刊少年サンデー超増刊号にて!
掲載されましたーーー!!


いやぁ…3年前、「フライ・パニック」で賞をいただいた時も嬉しかったですが、今回はまたそれとは違った感慨があります。純粋に嬉しいのもあり、「これからがいよいよ勝負だぞ」と気を引き締める部分もあり…とにかく、今は雑誌に掲載されたことに胸がいっぱいです。


幼い頃にガンダムの模写をして遊んでいるのが、自分の中で能動的に絵を描いた一番古い記憶。
その後、色んなゲームに多大な影響を受けてる絵本のような漫画を描き始め、小学校高学年になると学習ノートに自分の「漫画雑誌」を作り始め、友達と見せ合いっこしながら楽しんでいました。

中学に入ると初めて漫画専用の道具に触れ始めました。付けペン、ケント紙、スクリーントーン…高校の頃にそれらを使って描いた漫画。それを試しにサンデー編集部に送ったら、編集さんから御呼ばれしてしまった事もありました。あの電話をもらったときの自分の取り乱しようは今でも覚えてます。「東京!東京にいかなきゃなんねんだ母ちゃん!!」
…結局その時の打ち合わせでは作品は日の目を見る事はありませんでしたが、初めて入った漫画の編集部という雰囲気に、とても感動したのもいい思い出です。今思えば、その時送った作品の一つは「フライ・パニック」の前身となる作品だったなぁ。なんとも不思議な縁です。


一浪して大学を目指す傍ら、親に内緒に漫画を描いて送ってた事もありました。寮生活になって自分の時間が大幅に増えて、のびのび描ける事に自由を感じてました(勉強しろよって話ですが)。間違って応募原稿の返信先を実家にしてしまった時はどうしようかと冷や冷やしましたが、母親もなんとなく察していたようで必要以上に問い詰められませんでした。阿呆な息子の夢に寛大な両親には、とても足を向けて寝ることはできません…。


そんなことしながらもしっかり勉強して、なんとか大学に入りました。一気に世界が広がり、一時期漫画制作から離れてしまった時もありましたが…美術部に入って創作の世界で生活しているのは変わりませんでした。色んな仲間や先輩の表現を見て感銘をうけたりして…自分と同じ、「創作」という行為に情熱をそそげる多くの人たちと過ごせた気がします。

そんな大学生活も後半にさしかかり、いよいよ自分の将来をどうするのかと決めなければならないときになって…私がとった行動は、「漫画制作」という就活でした。周りの皆が企業の説明会や大学院試験などに臨むなか、「自分だけえらく不透明なものと戦っている」と、凄く不安な気持ちになっていました。卒論をする傍ら、ニコニコ動画に映像作品を投稿しだしたのも、自分の行動が間違っていないか、世間に評価されうるのか、少しでも確証を得たかったから故の行動だったのかもしれません。


いよいよ卒業間近。「バイトしながら投稿生活かなー」と思ってた矢先。
富士の森でネズミを追っかけてた最中にかかってきた電話は、「フライ・パニック」受賞のお知らせの電話でした。仲間や先輩に茶化されながら祝ってもらった帰り道。自分でも本当になんてタイミングの良さだと、半信半疑ながら嬉しさをかみ締めていました。
これを期に大学時代に開いたこのサイト。もともと藤田和日郎先生のファンサイトだったものを、完全にオリジナルオンリーのコンテンツにすることを決めました。色んな方々に観ていただいてただけに、この方針変更には涙すら流しました。しかしお客様から、これからも応援します、作家の修行頑張ってくださいと、暖かい言葉をいただき、自分も改めて気を引き締める事ができました。多くの人に後押しされてたんだなと、実感できた時でした。


担当編集者である武藤さんと出会い、いよいよ自分の作家修行の日々が始まったのが3年前。中山敦支先生に師事し、「これがプロの仕事部屋か…!」と興奮しながらお手伝いしていました。しかしその頃には、完全にデジタル執筆であった自分が全く役に立てず、悔し涙を流した事もあり…。その後、中山先生が気にかけて下さる事に恩を感じつつも、中山組をリタイア。自分のできる事を活かせる仕事場として、若木民喜先生の元でお世話になることになりました。
先生自身はもとより、アシスタント仲間も皆サンデーの新鋭として制作に取り組む姿を見て、「これが今自分の居る世界の縮図なのだな…」と思わず戦慄を覚えたものです。若木先生からは作家としての考え方から、膨大でいてマニアックな知識の数々までたくさんの事を教わりました。仲間とは互いに連載を目指すもの同士として、どんなものを描きたいか、今の漫画業界をどう思うかなど…初めて「プロ漫画家志望」同士の語り合いをする事ができました。自分の作品を作りつつ、職場で色んな事を経験しながら、この3年はあっという間に過ぎてしまいました。


そして今。
若木組を卒業して、私はいよいよいち作家として歩みだす位置に立つことができました。15年前に学習ノートに「雑誌連載」をしていた頃から、ずっと夢だった場所。しかし、この場所ですら、まだ長い道のりの始点に過ぎません。
正直、これから先どうなるか、期待よりも不安の方が大きいです。世間が自分の作品を認めてくれるか…執筆作業は順調に運ぶだろうか…生活はまともに保てるだろうか…考え出したらキリがありません。


しかし、私は今まで、多くの人に支えられてきました。

こんな不安定な仕事を不信がるどころか、背中を押して応援してくれた故郷の家族・親族。
私の将来の夢が漫画家であると語ったとき、バカにせず、作品を読んでくれた友達・先輩・後輩。
辺境のブログを覗いて、時たま、あるいは定期的にコメントしてくださったサイトのお客様方。
漫画界という世界で生き、共に夢を追いかける先生方や仲間達、編集者の方々。

一人ではきっと、私は今頃夢を諦めていたでしょう。
でも、これだけの人たちに、私は救われてきました。この方々の存在が、今の私を活かしてくれています。
ですから、私はこれまでの恩を返すためにも、そしてこれからも作家としていきていくためにも、この度の初連載作品を頑張っていこうと思います。色々と世間とはズレた作品ではあると思いますが、ニコニコにしろデビュー作にしろ、私はそんな戦い方をしてきました。そんな戦い方を支持してくださった皆様のためにも、自分のスタイルを貫こうと思います。


この場を借りて、多くの方々に感謝の言葉をお贈りしたいと思います。
そして願わくば、これからも作品を応援していただければ幸いです。どうぞ、今後ともよろしくお願いいたします。

ベニザケによる奇妙な冒険譚を、貴方に…!



拍手いただいております!有難うございますー。以下、各種メッセージへの応答編です。

・鮮血夢想以来のファン さま>

有難うございますー!ざ、残念ながらそのサンデー版予告は結局見逃してしまったんですが…きっと良い感じに宣伝されてたんじゃないかな、と!信じようと思います!
そんで今日は26日…もしかしたらもうお手元にサンデー超が存在してるかも…!?記念すべき第一話、楽しんでいただければ幸いです!とりあえずここ数年にはないタイプの漫画だとは思いますので。
そ、そうか…そういえばファンさんってそっち方面に明るい人だった…!もしかしたら色々こういう話題でも意見交換できて楽しそうですなぁ。私はなんちゃって理系だったのでディープにいけるか保障できませんが…!
寿命の長さ=繁殖期の長さ…確かに関連性はありそうですね。この場合だと、「繁殖期」のタイプの違いも加味すると細分化されてきそうです。人間の月経のように毎月一回のタイミングのみで受精できる場合は、非常に短い「繁殖期」になるわけです。一方他の生物は人間のように年に何度もチャンスがもらえない分、その期間中であれば子宮などに卵を留め続け、受精を受け入れることができる。短いチャンスを多発的に設けるのは寿命も長く天敵もいない人間らしい手法だと思います。野生の生物は、好条件の時期に一気に繁殖しないと不利になっちゃいますしね。
自己認識…鏡を見た犬が「何か向こうにいる」と認識するのはわかりますが、果たして「あれは自分だ」と感じているのかは疑問ですよね…。それができるっていうのは人間だけの特権ですか。前NHKの番組で、幼い子供に自己認識に関する実験をしてたんですが、それは面白かったです。リアルタイムに子供を撮影した映像を、TVに映して反応を見るというものなんですが、画面の映像を1、2秒遅くして流すだけで、子供は映像の自分に違和感を持ち始め、「あれは自分じゃない」と結論づけてしまうのです。たったそれだけの小細工で人間の脳判断を狂わせてしまう…もしかしたら自己認識というものは、すごく不安定な地盤から出来てるものなのかもしれませんね。
とりあえず今の私はその「100人に一人」になれるかどうかすら怪しいですからね…池袋…編集部の帰りに寄りたいな…なるたけダメージを負ってないときに…。

 


・げのさま>

ふーむ…「結婚=繁殖」と定義するのであれば、確かに婚活の盛り上がりっぷりは必死さを感じるかも知れませんね。ただ思うに、大概の多くの人は、「結婚」に対して純粋に「繁殖」を見据えてはいないと思うのですよ。「生活の安定」であるとか、「愛する人との心の平穏」とか、社会性と精神性を持ってしまってる故に、繁殖以外の「結婚」の意味を持ってしまう。もちろんそれは人間の特権ですし素晴らしいことですが、それ故に「繁殖」のランクは落ちる…というより、「選択肢の一つ」になってしまうと思うのです。結ばれて生活していくうちに、大概最終的に「繁殖」に至るとは思うのですがね。
そうですね、何だかんだで人間の性に対する執念は、色んな技術を結果的に発展させている…。これは間違いない!そうなると繁殖期の存在によってそのエロパワーが失われてしまうのなら…技術開発はいくらかの分野でスピードダウンするでしょうねぇ。意外な関連性ですよねこういうのは…。あと技術革新に貢献する本能は「生存本能」と「闘争本能」でしょうが…できればこの両者が過剰に発生しないような世の中の方がいいですなぁ。
とりあえず前回の記事が繁殖期に対する私個人の見解なんで、どう転んでもバッドエンドにしかなりませんな!しかも残酷描写とかでそうだし…完全に青年誌になりそう。お見合いオンリー世界ってのは…なんかコメディから王道純愛に発展していきそうな…色々料理し甲斐はありそうですね、題材として。

 


・Mr.A太さま>

有難うございます!いやいやわかりませんよ?もしかしたら旅の途中にサンマの群れに出くわすかも知れませんし…海は広いし生物はいっぱい。作者もどんな生物を出そうか迷ってしまう始末です。
いくら理性でコントロールされてる社会の生物だからって、いざそういう状況になったら理性なんてどっかいっちゃいますからね。本能と生物の機能がどうもうまくかみ合っていない…それが人類の繁殖スタイルですね。本来なら本能のままに繁殖するだけで、生態系の中にしっかり収まるのが生物なのに…色々とイレギュラーですよ人類は。

 


・刻等さま>

こういう言い方は問題あるのかも知れませんが、日本に限らず先進国では、両性が自立できるようになってしまったのが結婚率の低下につながってるんでしょうなぁ。昔は「男性は外で働き、女性は家を内から守る」という、古いながらも長く続いてきた習慣がありました。不思議と、世界的に。それはある意味生物としては珍しいものではないでしょう。色々と競ってアプローチをしかけるのは大概オス。そしてそれを待ち受け入れるのはメス。どっちかの性が待っててくれることで、しっかり結ばれる機会を作ってくれるんですね。今の人類は、男にしろ女にしろ、働けることで「待つ」人が少なくなってきたから、余計に結婚のチャンスが無くなってしまう。平等の精神の発展の裏に、実はこんな影響もあった…と思えてしまいます。
もうクリスマスあたりの時期は血で血を洗うような結婚相手探しが繰り広げられるんでしょうなぁ…なんでその時期に例えたか?別に他意はありません。こんな条件だと、純粋に肉体的に強靭な男性・女性が繁殖に成功しそうですが、科学の分野に秀でてる人にも多大なチャンスはありそうですね。化学兵器でライバルを冷静に蹴落とす…こわっ。そんな繁殖期やだ。しかし一方で確実に優秀な遺伝子だけが勝ち残っていき、人類がさらなるステップへ…やだ、なにこの中二病展開…。

 


・ジャン乙さま>

ありがとうございます!コミックス出るのはまだまだ先でしょうけど…まず単行本をしっかり出せるよう、地道に頑張っていこうと思います。今後とも応援よろしくお願いしますね!

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無題
サンデー超買いましたよ!!!
改めて連載おめでとうございます!w

本当に自分の事のようにうれしい…なんて何も知らない自分が言うのはおこがましいですが本当にうれしいです。

これからまた新しい挑戦になると思いますが応援してますw
頑張ってください!
Shin。 EDIT
at : 2011/01/27(Thu) 01:24:41
無題
改めておめでとうございます!

「鮭が主人公の漫画」ってことで2chでスレ立ち→コピペブログ転載の流れになってましたよ。
もっともレスの多くは「サンデー血迷ったか?」的なものでしたがw、逆にこれって凄くアニメにしやすい(しかもNHKでも出来そう)と思うのは贔屓目なんでしょうか?

ストーリー次第ではいきなりアニメまで行けるんじゃないかなぁ~、行けるといいなぁ~って思っております。

月並みですけど、連載ですしお体には十分気をつけて下さいね。頑張って下さい!
げの EDIT
at : 2011/01/27(Thu) 02:33:17
無題
おめでとうございます!
先日、本屋を巡ってようやく一冊だけ見つけたので、購入してきました。
コメント欄に感想書くのも、あれかなと思いますので、直接的な表現は避けますけど、すごく少年マンガらしい印象を受けました。
これからどう展開していくかも想像がつかないので、次号が楽しみです。
ただ、あの展開だと生態的に考えて不幸なエンドがもの凄く浮かぶというか(笑
あ、女の子凄い可愛かったです(爆

それでは


筋子ファンクラブ会長 EDIT
at : 2011/01/29(Sat) 00:58:22
無題
おめでとうございます!
さっそくサンデー超買ってきました!
久々に少年漫画らしいアツイ漫画を読めた気がします!
人間パート(?)が今後どうシャケパートと絡んでいくのかが楽しみです


2ch、2chまとめ等で話題になり物議を醸していますが、注目を集めるというのは悪くないと思います

月並みな言葉しか送れませんが、これからもどうか頑張って下さい!
a lie EDIT
at : 2011/01/30(Sun) 19:36:09
無題
初めまして 仮名ですが 流れ人 という者です。 連載おめでとうございます

プロの漫画家と言うものは人々に感動を与えることのできるとてもすばらしいお仕事だと思います
これからの活躍をとても楽しみにしていますので今後ともよろしくお願いします。

さて、私がなぜこのサイトにたどり付いた
のかと申し上げますと私は無類のサケ好きなもので来てしまいました。
記憶に残っている人も多いと思います番組
テレビ朝日系列で放送されていた
たけしの万物創世記 007話
「サケ 未来への伝言」
という番組を当時観てとても感動し
サケから人生を学んだことがあります
今でも録画したビデオを大切に保管してます←何度観る気だw
おかげで自然界も人間界も宇宙も大好きな私になりました 宇宙ヤバイです 変人w

というわけでサケの感動がフラッシュバックして・・・とてもうれしいです
これからの展開も気になるところです
鮭の料理を食べるたびに複雑な気持ちになってしまいます 泣きたいです
いただきます いただきました

こんな変態な私ですがどうかお許しください(汗
これからも鮭のように広い海(世界)
でたくましく育って立派な紅鮭に
なることを願っております
私も漫画を趣味で書きますがのんびり屋なので投稿サイトなんかで一生河川残留型で生きていくと思いますw

では 失礼 いたします 
o(_ _)o ペコッ



流れ人 EDIT
at : 2011/01/30(Sun) 23:28:26
無題
サンマ塩焼きもいいですが塩鮭もなかなか…と魚の話になるとどうしても食べることに目がいってしまうのは日本人の性でしょうかw

アクセスが急に伸びていたので何事かと思ったらスレッドが建ってまとめブログに載っていたんですね。
プロになられて気苦労がグッと増えるでしょうけど、頑張ってくださいw

個人的にスモークサーモンが一番好きです
Mr.A太 EDIT
at : 2011/02/04(Fri) 04:14:34
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プロフィール
HN:
菅野 孝典
年齢:
33
HP:
性別:
男性
誕生日:
1984/05/04
職業:
一応「漫画家」とカテゴリーされる存在
趣味:
イタズラ描き、一人暴走
自己紹介:
少年サンデーSにて「CRIMSONS ~紅き航海者たち~」という漫画を連載してました。今またゼロからのスタートでネタ作り中の無職。け、ひけけけ。
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