忍者ブログ
2017-101 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 prev 09 next 11
143  183  182  181  180  179  178  177 
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


↑でかい事はいいことなのか。少なくとも一番下は完全同意なんだよなぁ…。




昨日のNHKで深海の巨大生物特集としてダイオウイカの番組が流れていました。
去年にもこのダイオウイカを追ったドキュメンタリーが放送され、ツイッターなどでは皆「イカイカ」言ってた記憶が残っています。今回はそんな反響を呼んだダイオウイカの、さらなる研究結果が出たとの事で、それを明らかにしていく内容でした。
深海の生き物ならではの光の活用法、ダイオウイカの進化のルーツ、ダイオウイカが活発に餌を取り始める時期とその理由…いち生物好きとして、非常に興味深い内容でした。前回の放送ほどではないにせよ、やはり自分のツイッターのタイムライン上でもイカの反響が多く見られましたね。


しかしそこでふと疑問に思ったのですが。
何で世の中の人々はこんなにダイオウイカに興味を持つのでしょうかね。
私みたいな生物好きを公言してる人間はともかく、普段生物トークなんて全然しないような人たちでさえ、「ダイオウイカ!ダイオウイカ!」とTVの前に鎮座している様子。
最近はだんだんと探索の幅が広がりつつある「深海」の世界ですが、ダイオウイカもそんな深海の生物。人々の興味の延長線上にあっても、まあおかしくはなさそうです。
でも冷静に考えたら、「イカ」なのですよ。
別に愛玩動物としてポピュラーでもなく、最悪酒のツマミ程度の認識しかない人もいるかもしれません。人によってはあの軟体に何ともいえぬ恐怖を抱く人もいるでしょう。
少なくとも皆に愛される注目の的、になりえるキャラクター性はないと思うのですよね。もしそれがあったとしたらクリムゾンズのベニザケ達だってもうちょい人気が…ゲフンゲフン。

とにかく、イカという生物にそこまで一般大衆を惹きつけるものがあるのか、と少し不思議に思ったわけです。
そんな事をちょっとツイッターで呟いてみたら、幾人の方からかこんな返答がきました。



「でかいからじゃないのか」



シンプルイズベストとはまさにこの事。
なんとなく、私もこの答えに納得してしまいました。
確かに、世の人々は一般的に大きいものに対し、少なからず興味や好印象を持っていると思います。

観光地なんかが良い例ですね。
日本一の富士山、日本一のスカイツリー、世界で2番目(←重要)に大きい一枚岩エアーズロック、世界一長い万里の長城などなど…。
何かスケールの大きいものに触れると、何故か自分の身も心も一緒に大きくなったような錯覚に陥りますね。大きいものを求める要因として十分あり得そうです。観光地として人の興味を引く優秀な誘引材料といっていいでしょう。

言葉の中にも「大」という単語は大体ポジティブな意味合いを持つ物が多そうです。
「広大」「雄大」「大志」「大王」「大勝」…いずれも単語の持つ意味合いにさらに価値をプラスしてくれるような印象があります。まあ中には「尊大」とか「大恥」などマイナスに働く例も少なくはないですが…。

また、立ち向かう「相手」としてその大きさを問われる事があり、やはりそれも「大きい」事が好まれる気がします。
最近アニメで人気爆発してますね、「進撃の巨人」。圧倒的な力を持つ「強大」な存在を打ち負かすこと。これも変化球ながら「大きさ」をポジティブに捉えている一例だと思います。世界規模の戦争…果ては銀河を巻き込む大スペクタクルに!なんてのはよく聞く話です。そんな面からでも、「大きさ」というのは重要視されてますよね。

他にもご飯の大盛り、自宅の大きさなど庶民的な部分でさえ「大きい」というものは、程度に因るとはいえ肯定的なイメージがついて回ります。私もいつからそんな印象を持つようになったかはわかりませんが…いわゆる「大きいことは良い事だ」という概念を持つようになっていました。


ではそんな「大きなもの」に興味を抱く事の原因は何なのか?という疑問にぶち当たるわけなんですが。
結局のところ我々が生物である以上、そこに「生きるため」という動機が根底にあるのではないか、と思います。

似たような話に、「なんで人は宝石や黄金を愛するのか」というものがあります。
別に生きるために、キラキラ輝く宝石など全く意味をなしません。でも、人間は大昔からその輝きに魅了され続けているのですね。これも「大きいことは良い事」に近い原因不明の誘引性です。
一説では、この宝石の輝きから「水」を連想するから、と言われているそうです。
水は生物にとって必要不可欠な物質です。腹をいくら減らそうと、とりあえず水さえあれば数日間は生き延びられる、といったように。
人間は、そんな生命活動を持続させる重要な「水」を、本能的に宝石の輝きと混同しているのではないかという考えです。確かにこれなら、人間があんなに宝石に固執するのかの原因として説得力がありそうです。


で、話を戻すと。
「大きいこと」というのも、生命の歴史の中でも重要な働きをしてきています。

原始的な単細胞生物から始まり、それらが結託して多細胞化し、他の小さなライバル達を食べていきました。まずそんなスタートダッシュの時点で、「大きさ」というのは己と周りの差をつける要因となります。

そんな食べる食べられるの戦いは、植物と草食生物の歴史にもあります。そこにも「大きさ」を競う重要性があり、草食生物に食べられぬようにと植物はどんどん成長し、高度を上げていきました。そこで大概の生物は諦めますが、中には自分の体の一部をさらに長大化させ、背の高い植物を食べるにまで至ったものもいます。この生物は他のライバルとぶつかる事もなく、背の高い植物を独占することができたことでしょう。今で言うキリンや、恐竜のブラキオサウルスなんかがそうでしょう。いずれも、体格の大きい人気の生物です。

そうやって大きさが生存戦略上重要視されてくると、今度は結婚相手にもそれを望むようになってきます。
大抵の生物のお見合いの場合、メスがオスを選ぶ傾向が強いですが、その判断基準に「体の大きさ」がよく絡んできます。
体の大きさはそのまま、そのオスが歩んできた道の証明です。
いかにライバル達を退け、いかに多くのご飯を食べてきたか。それがそのまま「体の大きさ」につながり、ひいてはオスとしての優秀さに繋がるのです。メスはそれを厳しい目で選定し、上手く結ばれたカップルはさらに優秀な子孫を残すというわけですね。


たぶん、我々が漠然と持つ「大きい」事への興味や憧れは、そんな原始的な時代から続いてきた生存戦略に欠かせないステータスへの憧れ…その延長線上なのではないでしょうか。
他の生物に比べ人間個人の体格の大きさは、さほど重要視されなくなってきています。そこで行き場のなくなった「大きさ」への憧れを、他の物に投影して観ているのでは…などと思うのは考えすぎでしょうか。

まあ勝手に想像した「大きさへの興味」の解釈なんですが、ここまで価値観の多様化している人間という生物。やはり一概に「大きいことは良い事だ」とは言えません。
携帯電話なんてそうですしね。携帯するんですから、小さければ小さいほど良い。世界最大の興味とは逆に、世界最小のモノに世間の興味が集まる場合もある。「大きさ」に対する興味とはただ単に、自分の知らないスケールの世界を知りたいという、単純な知的好奇心のなせる業なのかもしれません。一応、地球上で一番の知的生命体と自称してる生物ですからね、人間は。

久しぶりにダラダラと書き連ねましたが、そんな「大きさ」への憧れ。惹かれずにはいられない不思議な魅力ですね。そしてふと、私も普段から「大きいもの」に惹かれっぱなしだという事に気づきます。
そうか、生物の根源的な憧れ故だったのかもしれないですね…私の描くヒロインのおムネが総じて大きいのは…。

生物の本能なら仕方ない。




拍手いただいております!有難うございますー。以下、メッセージへの応答編です。



・鮮血夢想以来のファンさま>


本当に一時失踪してしまって申し訳ありませんでした…!前回送ってくださったメッセージへの返事も何ヶ月も遅れてしまい…重ねてお詫びいたします。できれば、これからも変わらずお付き合いいただければと思っております。
本当に最近は褐色の肌を見るたびにピクリと反応してしまいます。どうしたんですかね全く…良いですけども!日焼け跡もいいですよね…でも自分がなるのは嫌です。原付きに数時間乗ってたらものの見事に腕がパンダ状になってしまいましたよ。
最近はもっぱら暑いですが、今度は急な雷雨が頻発してますね…お仕事の際は、あって困らない折り畳み傘をお忘れなく!
PR
NAME
TITLE
COLOR
MAIL
URL
COMMENT
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
PASS
サイトに飛ぶ
カレンダー
09 2017/10 11
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
プロフィール
HN:
菅野 孝典
年齢:
33
HP:
性別:
男性
誕生日:
1984/05/04
職業:
一応「漫画家」とカテゴリーされる存在
趣味:
イタズラ描き、一人暴走
自己紹介:
少年サンデーSにて「CRIMSONS ~紅き航海者たち~」という漫画を連載してました。今またゼロからのスタートでネタ作り中の無職。け、ひけけけ。
フリーエリア
最新CM
[01/09 げの]
[01/09 やっくん]
[12/30 シルベストリ]
[10/06 たいやき]
[09/30 げの]
最新TB
ブログ内検索
バーコード
カウンター
"菅野 孝典" WROTE ALL ARTICLES.
PRODUCED BY SHINOBI.JP @ SAMURAI FACTORY INC.
忍者ブログ [PR]